2009年2月20日金曜日

SubPC考~HDD編

今回はSubPC組む際に古いHDDの利用を考えてみましたの。
HDDも安くなったとはいえ、貧乏な・・・いえ、エコロジックなあなたの為にSubPCでりっぱに使ってやりましょうね。
何が古くなるかというと

①容量
②インターフェイス(IDE⇒SATA)
③速度

という事になりますが、②のインターフェイスについては新しいものを古い基盤につける場合、別途変換アダプタが必要ですが、IDEのHDDの使えないM/Bはまずないと思うので問題ないでしょう。
残るは①と③ですがぁ・・・今回はそれをRAIDで解決してみますかい!
うっ?なんですかVPだのSoHだのって・・・そのRaidじゃありませんよ!そこのRaiderさん!
EQメンにRAIDというとすぐそうなりますが、今回の攻略地はお宅のPCの中ですから~。

今回のRAID(Redundant Arrays of Inexpensive Disks)とは複数のHDをまとめて1台のHDとして管理する技術の事です。

RAIDと言っても色々仕様があります。がWindows限定にて



上記のような選択肢がありますが、現状ありもので構築する事を考えると、XP ProfessionalかVista Business以上のOSを使った方法が一番手っ取り早いかと思います。
(上記NT系OS以外はRAIDには対応してないのでハードウエアRAIDにするのが良いと思います。RAIDカードというPCI接続の拡張カードが売っていて、ピンキリありますが今回のRAIDレベルなら数千円で手に入ります)
そうなるとRAID方式はRAID0(ストライプボリューム)かJBOD(スパンボリューム)となります。

RAID0(ストライプボリューム):データを細かく分割して2台のHDDに同時並行で記録することで、見かけ上の読み書き速度を上げる仕組み。

JBOD(スパンボリューム):2つのパーティションを合体させて1台の論理ドライブに見せかける。

いわゆるバックアップ関係のRAIDレベルはSubPCには必要ないですし、この2パターンで十分ですね。

設定方法
①コントロールパネル⇒管理ツール⇒コンピューターの管理⇒ディスクの管理



上記、図のような画面に辿り着いたら(構成は各自違いますよ)
②RAIDを組みたい未割り当てのHDDの上で右クリック⇒ダイナミック ディスクに変換
③変換した未割り当てのHDDの上で右クリック⇒新しいボリューム
※ダイナミックディスクのRAIDは基本的に未割り当て領域同士を合体させるもので、既存の論理ドライブ同士は合体させられない。
④論理ドライブ作成のためのウィザードが始まる。「ボリュームの種類の選択」画面でスパンもしくはストライプを選ぶ。この後、合体させたい2台目のHDDの未割り当て領域を指定する。
※スパンでもストライピングでも、合体させる対象は基本的に物理ドライブの未割り当て領域同士にて。ただしスパンでは既存の論理ドライブと未割り当て領域の合体も可能(データは消えない)。運用中のスパン領域に未割り当て領域を追加することも可能。一旦解除して合体し直すことも可能だが、データは消えるので注意。なお、ストライピングは異なる物理ドライブの領域同士で構成する必要がある。

てな感じ~♪どうですか?出来ましたか?意外と簡単でしょ!?
因みに我が家の場合は3rdPCにWin2kServerで容量の少ないHDDをスパンRAIDにてNASにしてます。
SubPCのまたお下がりを使う三男ですね、3rdは!オホホホホホ

※今回はハードウエア小ネタっぽかったかしらん・・・

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